必見!センター数学対策法 [2010年9月9日]
【必見!センター数学対策法】
皆さん、お元気ですか?
明光義塾本部教務部のマサです!
東京は、まだまだ蒸し暑い日が続きます。
受験勉強をするには格好の秋が待ち遠しいですね。
今回は、センター試験数学対策を本格的に始める皆さんへ、学習ポイントをアドバイスします。
【センター試験数学の分析と対策】
1.センター試験数学の概略
(1)出題科目・試験時間・配点
センター試験数学の数学グループ①は『数学Ⅰ』、『数学Ⅰ・A』の2科目から1科目選択、数学グループ②は『数学Ⅱ』、『数学Ⅱ・B』、『工業数理基礎』、『簿記・会計』、『情報関係基礎』の5科目から1科目選択します。
各科目の試験時間は60分で、配点は100点です。センター試験では、受験する大学の指定した科目を受けなければならないので、受験を考えている大学全ての入試科目を確認し、必要な科目を必ず受験するようにしましょう。
しかし、結果的には受験生の多くは数学グループ①からは『数学Ⅰ・A』を、また、数学グループ②からは『数学Ⅱ・B』を選択することになります。『数学Ⅰ』や『数学Ⅱ』で受験できる大学はかなり限られるので、選択する場合は注意が必要です。(そのため、以下は『数学Ⅰ・A』と『数学Ⅱ・B』の内容を中心に述べます。)
(2)数学の平均点
数学の平均点は年度によって差が大きいのですが、近年は『数学Ⅰ・A』は高めで60点前後、『数学Ⅱ・B』は低めで50点前後のことが多かったです。
しかし、平成22年は『数学Ⅰ・A』の平均点が48.96と大幅ダウン、一方『数学Ⅱ・B』の平均点は高めで57.12と大波乱でした。比較的得点のしやすい『数学Ⅰ・A』の難化が、今年のセンター試験の結果に大きな影響を与えました。また、今年はやさしめだった『数学Ⅱ・B』は、来年は難化する可能性も高く注意が必要です。
基礎を十分固めた上で、センター特有の出題に慣れるように、過去問や予想問題の分析、問題演習もしっかり行うなど十分な対策を立てましょう。
2.センター数学の学習ポイント
【数学Ⅰ・A】
『数学Ⅰ・A』は基本公式の定着とその運用方式の習熟にポイントを置いて学習しましょう。基本的・典型的な問題をいかに確実に解けるようになるかが重要になります。
その他のポイントとしては以下のことがあげられます。
① 場合分けを丁寧にする。
2次関数や確率では場合分けが重要になります。これは、数学が苦手な人の多くが最も苦手とすることでもあります。日頃から、ここにポイントを置いて学習しましょう。
② グラフで考える習慣を身につける。
計算式を連ねるだけでは、途中で行き詰まってしまいがちです。特に2次関数の問題では数式だけでなく、グラフを関連づけた学習を心がけましょう。
③ 計算力を強化する。
センター試験の『数学Ⅰ・A』では、数学の定理・公式・解法など基本的な知識に加え、計算力を強化することが必要です。思わぬ計算ミスで失点することは、平均点の高いセンター試験の『数学Ⅰ・A』では致命的です。
計算力の弱い人はどうしても、計算の流れの中の局所部分にしか目がいっていません。計算をする場合は見通しをつける習慣をつけ、式全体に意識を向けることを心がけましょう。
④ センター試験の形式に慣れる。
センター試験の数学の問題は、途中に空所があり、空所にあてはまる答えを誘導に沿って順次マークしていく穴埋め式です。すなわち、最後の答えをいきなり問うという形式ではありませんので、自分で自由に方針を立てて最終結果に向けて解いていく2次試験などとは異なります。
そのため、センター試験と同一形式の問題を十分に演習して慣れておくことが重要になります。基礎的問題集や教科書・公式集などを使い、ある程度の基礎力が身についた後は、センター試験形式の問題を豊富に使った学習をするようにしましょう。
【数学Ⅱ・B】
近年センター試験の『数学Ⅱ・B』は問題量が多いので、十分に対策をする必要があります。基礎力重視のセンター試験とはいえ、『数学Ⅱ・B』に関しては私立有名大学理系学部レベルの出題も見られます。
特に、2次試験で数学が課されない生徒は予想以上に得点できず、失敗してしまうケースが多いので注意が必要です。基本事項の定着とその運用方式の習熟は当然として、ややハイレベルな問題についてもポイントを置いて学習するようにしましょう。
その他のポイントとしては以下のことがあげられます。
① 偏りのない学習・苦手分野をなくす学習を心がける。
センター試験の『数学Ⅱ・B』はほとんど全ての分野から出題されてきました。この傾向は今後も続くと思われます。しかも出題内容の多様化や、数多くの分野を1つの設問に盛り込んだ複数の分野の融合問題も多く見られます。
そのため、特定の分野に偏った学習は危険です。分野に偏りなく学習していき、苦手分野をなくすことにポイントを置きましょう。
② 計算スピードを上げるテクニックを学習する。
試験時間60分で大問4問を解くにはかなりの計算力が要求されます。計算式を省略できるところや、公式が使えるところは、うまく端折って解答にたどり着くようなテクニックもできれば学習しましょう。
これらの対策には、センター試験対策用の参考書や『数学Ⅱ・B』の過去問題集を複数用意して、十分に研究をすると良いでしょう。最もおすすめの参考書は『センター試験必勝マニュアル』シリーズ(東京出版)です。
③ 図形問題の練習を十分にする。
センター試験の『数学Ⅱ・B』の成績を分析すると、図形的な判断力を要する問題で得点に差がついていることが分かります。
これは何も図形と方程式やベクトルに限ったことではありません。他の分野でも図形的要素を含む問題は多く出題されています。図形問題の練習を十分に行いましょう。
④ 時には2次・私大レベルの記述問題の演習も織り交ぜる。
センター試験の対策をする上で、センター試験の穴埋め形式の問題演習を十分に積むことは当然ですが、近年のセンター試験は『数学Ⅱ・B』の難化傾向が著しく、国立2次や有名私大レベルの問題にただ誘導が付いただけのような出題がされることもあります。
ややハイレベルな記述問題も対策の中に織り交ぜて演習することはとても効果的です。
最近は、大学入試におけるセンター試験の重要性はとても大きいものとなっています。特に数学は配点も大きく、差がつきやすいので、センター試験の結果及び大学入試結果全体に大きな影響を与えます。
今後も、より具体的な数学の学習方法について、随時掲載して行きますので、乞うご期待!
私もブログを通して、皆さんの数学力UPを応援します!
それでは、次回またお会いしましょう。
大学受験生の応援団長
明光義塾本部教務部マサ
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