マル秘!短期リスニング力強化法 [2008年12月12日]

目指せ、高得点!センター試験直前対策の秘訣・・・その3

【センター試験英語短期攻略法・リスニング編】

光る星皆さんお元気ですか?

マサネクタイです。

今回は英語のリスニング力を短期間でアップさせるマルマル秘の方法を大公開!!

教室での指導経験に加え、私自身の英語学習経験、更には、今までに出席した英語関連の授業・レッスン・セミナー・シンポジウムや英語学習・英語指導を行う上で読んだ書籍(おそらく100冊以上)のエッセンスが詰まったマルマル秘トレーニング方法です!

●センター試験英語リスニングについて耳

センター試験の英語は、筆記メモ200点満点に対してリスニング耳50点満点の合計250点満点です。(多くの大学では200点に圧縮して換算されます。)

センター試験のリスニングを合否判定に採用するかは各大学の判断に任されますが、現状でも既に国公立大学の9割以上で採用されています。その意味でもリスニングは軽視できません。

センター試験のリスニング対策においても当然、過去問を使った問題形式の演習が重要です。

センター試験でリスニングが導入されたのは平成18年(2006年)からです。まだ過去問は3年分しかありませんので、繰り返し何度も解きましょう。また、各出版社から出ている予想問題も併用して演習量を補うとよいでしょう。

しかし、リスニングは問題形式の演習だけをしていても実力が伸びないのも事実です。

その理由は、センター試験のリスニングの大きな壁として、ナチュラルスピード(1分間に140~160語程度の自然なスピード)で読み上げられることなどがあるからです。英語が聞き取れないのは他にも以下のような要因があり、これらは問題演習だけではなかなか解消されません。

●英語が聞き取れない4大要因

要因① 読んでも理解できないことは、絶対に聞いて理解できない。

要因② 自分のリーディングスピードより速いスピードで読み上げられた英語は、断片的にしか聞き取れず、ほとんど理解できない。

要因③ 自分が正確に発音できない音は聞き分けられない。

要因④ 聞き取ったものを理解できても、一定期間以上記憶保持できないのは、聞き取れていないのとほとんど同じ。

以上の4つの要因は意外と知られていませんが、リスニング学習をする上で克服すべきこととなります。例えば、ナチュラルスピードで読み上げられると聞き取れないのは、要因②によります。

これら4つの要因を克服するためにリスニングの学習では以下の方法(メソッド)が用いられます。

●リスニング学習における4大メソッド

メソッド①精聴

メソッド②多聴

メソッド③音読(発音の練習等も含む)

メソッド④問題形式の演習

リスニングの学習は基本的に上記の4つのカテゴリーの中に含まれます。

「精聴」と「多聴」は聞きなれない言葉かもしれませんが、英語学習ではよく用いられる言葉です。

精聴とは、比較的短めの英語の音声を使い何度も繰り返し聞き細部まで聞き取る訓練です。高校のオーラルコミュニケーションの授業などでよく行われるディクテーションなどが精聴の代表例です。

多聴とは、文字通り多量の英語を聞く訓練のことです。

また、③の音読ですが、同時通訳の神様といわれる國弘正雄氏をはじめとして、英語学習における音読の重要性を説いている専門家は多いです。音読は英語を語順通りに理解していく能力や発音を聞き分ける能力を身につけるのには最も容易かつ効果的な方法だからです。

センター試験英語のリスニングも問題形式の演習だけでなく、精聴・多聴・音読などを加えることで効果的な学習が出来ます。

●センターリスニング短期集中学習法

過去問を使った効果的な短期集中の学習は以下のように進めるとよいでしょう。

1.過去問を問題形式で繰り返し演習する。3回以上は行いましょう。
  (過去問演習のやり方は、前回このブログに書いたことを参考にしてください。)
                    下
2.スクリプト(※)を見ながら、音声に合わせて発音していく。(オーバーラッピングと言うこともあります)

  10~30回繰り返しましょう。ここでは主に精聴と音読のメソッドを用いています。
                    下
3.スクリプトを見ながら音読を繰り返す。10~30回繰り返しましょう。ここでは音読のメソッドを用いています。
                    下
4.過去問のスクリプトを見ないで、音声を聞き取ったらすぐ後に続いて発音していく。

(シャドーイングと言うこともあります)10~30回繰り返しましょう。ここでは主に精聴と音読のメソッドを用いています。
                    下

5.ディクテーションを1~3回行う。(繰り返し音声を聞いて書き取っていく。)
ここでは主に精聴のメソッドを用いています。
                    下

6.過去問の音声を繰り返し聞く。
ここでは主に多聴のメソッドを用いています。

(※解答・解説などについている読み上げられた音声の台本)

 

以上が、効果的なセンター試験英語のリスニング学習方法になります。当然、2~6は必ずしも全ての問題に行う必要はありません。苦手な分野や正答率の低かった問題を中心にトレーニングして下さい。

過去問を解いただけで終わらせずに様々な形のトレーニングを行うことで短期間でリスニング力がアップします。音楽

センター試験まで残りわずか。効率的にリスニング学習を進めていきましょう!

最後に、受験生の皆さんに以下の最近の新聞記事を紹介したいと思います。
『「英語しゃべれたら…」ノーベル賞 益川さん、講演後に:8日に開かれたノーベル物理学賞の受賞記念講演を日本語で行った益川敏英・京都産業大教授(68)。普段は「英語ができなくても物理はできる」と言い切っていたが、講演後には「英語は話せるに越したことはない」と語り、英語の大切さを認めた。益川さんは、ほかの受賞者たちとの意思疎通にも、もどかしさを感じているのか、「科学者ですから、世界中の人間とコミュニケートしないと。英語がしゃべれたら、できたんだけどね」と残念そうに語った。(読売新聞2008年12月9日夕刊)

大学受験生の皆さんが、社会の第一線で活躍する10年後、20年後は英語によるコミュニケーション能力が今以上に重要になり、きっと社会人には必須のものとなっているでしょう。

センター試験の勉強を目先のこととしてではなく、将来的に大いに役立つものを学んでいると認識してがんばりましょう。

 Where there is a will, there is a way.

それでは、次回またお会いしましょう。


明光義塾本部 教務部 マサ

 


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