2011年4月27日

必読!『学問のすすめ』

必読!『学問のすすめ』

こんにちは。明光義塾本部教務部のマサです!

もうすぐ、ゴールデンウィークですね。

まとまって時間が取れる、この1週間は大学受験勉強においても重要です。

時間を無駄にせずに、日々の学習に取り組んでください。

しかし、せっかく時間が取れるのでゴールデンウィーク中にせめて1冊は、本も読んで欲しいと思います。

国語や小論文の学習に役立つだけでなく、進路選択に大きな影響を与えるようなすばらしい本もたくさんあります。

今回、私がこの時期の大学受験生にお勧めする1冊は『学問のすすめ』(福澤諭吉著)です。

【福澤諭吉と『学問のすすめ』】

福澤諭吉といえば現在の1万円札の肖像であり、慶應義塾大学の創設者として有名です。また、代表著作『学問のすすめ』は1872年~1876年にかけて全17編の分冊として発行されました。1880年に1冊の本にまとめて出版され、当時大ベストセラーになりました。冒頭に書かれている「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という言葉は多くの人が知っているでしょう。

しかし、『学問のすすめ』の冒頭にある、その有名な言葉はアメリカ合衆国の独立宣言からの引用で、福澤諭吉が著作の中で述べているのは、更に続きがあり、
“「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」といわれているらしいが、現実には、賢い人もいれば、愚かな人もいるし、貧富の格差や社会的地位の差もある。それらは学ぶか、学ばないかによって生じるものなのだ
というのが概略
です。そのようにして学ぶことの重要性を『学問のすすめ』の中で説いていのです。

特に初編・第2編・第9編・第10編などでは学問の目的や意義を説いており、大学で学ぶことを目指す皆さんにとって、きっとためになり、学習意欲を高めてくれることでしょう。そのほかにも「国民と法や国家」・「道徳的なこと」、「西洋思想」・「国際社会に日本はどう立ち向かうべきか」や後半の第14編以降では「人生設計や判断力・実行力の付け方」など生きていく上での実践的な技術論まで書かれています。現代人の我々にとっても人生の指針となる内容です。

私も時々『学問のすすめ』を読み返していますが「国際社会に日本はどう立ち向かうべきか」などが書かれている部分は現代にとてもよくあてはまり、改めて驚かされます。

慶應義塾大学志望でなくてもぜひ読んでみてください。これを100年以上前に書いた福澤諭吉の偉大さがわかります。


『学問のすすめ』と検索すればインターネット上にもいくつかのサイトで全文が公開されていますし、文庫本などでも出版されています。文章量もそんなに多くないので、ゴールデンウィークで読むのに最適ですが、これらはほとんどが文語体で書かれているので、古典が苦手な受験生には理解しづらいのが難点です。

しかし、ご安心下さい。『学問のすすめ』の現代語訳がいくつかの出版社から出版されています。例えば、ちくま新書から教育学者で明治大学文学部教授の齋藤孝先生が訳した「現代語訳学問のすすめ」が出版されています。文語体が苦手な人は現代語訳でもよいので、ぜひ『学問のすすめ』を読んでみてください。

齋藤孝先生は『声を出して読みたい日本語』(草思社)などを出版されたことで有名な教育学者で、教育学・身体論・コミュニケーション技法などを専門とされています。齋藤孝先生は一般向けの著作も多く、私も多くの著作を購入して読んでいます。人文系の学部・教育学部・体育学部・コミュニケーション学部などに進学したいと思っている人は、ぜひ一連の著作も読んでみると良いでしょう。

私も、このブログを『学問のすすめ』に少しでも近づけるようなすばらしいものとすべく、がんばっていきます。

今後も大学受験生にお勧めの本を、随時紹介していきたいと思います。ご期待下さい。

それでは次回また、お会いしましょう。


高校生・大学受験の応援団長

明光義塾本部教務部マサ


2011年4月25日

マサ式!集中力アップの秘訣

【マサ式!集中力アップの秘訣】


こんにちは。明光義塾本部教務部のマサです。

もうすぐゴールデンウィークですが、皆さん、いかがお過ごしですか?

受験勉強は良いペースで進んでいますか?

ところで皆さんの中には、なかなか勉強に集中できないと感じている人はいませんか?

ゴールデンウィークは、勉強時間を多く取れますが、集中できないとせっかくの貴重な時間が無駄になってしまいます。

今回は、集中力をもって勉強に取り組める方法を紹介します。

 

【マサ式!集中力UP法 7カ条】

私がオススメする、勉強の際の集中力を高める方法です。

①頭に負担のかからない勉強からはじめる

②適宜休憩をとる

③がんばったら自分にご褒美をあげる

④同じ科目を長時間続けてやらない

⑤やる気の出る本や記事を読む

⑥合格後の自分を想像する

⑦十分な睡眠と栄養をとる

 

①頭に負担のかからない勉強からはじめる
勉強にもウォーミングアップが必要です。頭に負担がかかる難しい問題などをいきなり始めると、すぐに疲れてしまいます。

勉強を始める時は、計算練習、漢字練習、単語帳の作成など、負担の軽いものから取り掛かりましょう。

 

②適宜休憩をとる
勉強の際は適宜休憩をとりましょう。多くの高校の授業は50分ごとに休憩がありますが、自分で勉強する場合は頭をフル回転しているわけなので、30分ごとに休憩をとっても良いでしょう。

それでも長いと感じる人は、15分ごとに休憩をとることから始め、だんだん勉強時間を延ばしていきましょう。

休憩のときは、ストレッチや屈伸運動など軽く運動をすると、頭がすっきりしてその後の勉強がはかどりますよ。

 

③がんばったら自分にご褒美をあげる
がんばって計画通りに勉強が進んだり、難しい問題に挑戦して解けたら、自分にご褒美をあげましょう。

それは食べ物や飲み物でも、好きなテレビ番組を見ることでも構いません。しかし、目標が達成できなかったらご褒美はなしですよ。

 

④同じ科目を長時間続けてやらない
同じ科目を長時間勉強するのも疲れます。
一般的に、
英語や数学の勉強は、国語や理科、地歴・公民に比べ負担が大き
といわれます。また、
不得意な科目は負担が大きく、得意な科目は負担が軽い
はずです。

それらを考慮して1日の勉強のスケジュールを組み立てましょう。また、常に得意な科目から勉強に取り掛かり調子を上げていくというのも一つの方法です。

 

⑤やる気の出るものを読む
合格体験記を読んだり、勉強法や進路情報を書籍やインターネットで研究することで、大学受験勉強への意欲も増していきます。私も大学受験のときはそうしていました。

また、自分が将来就きたい職業や志望の進路で学ぶ学問についての本を読んだり、インターネットで調べたりするのも効果があります。

私は、科学雑誌や講談社ブルーバックスという理系の人向けの新書をよく読んでいました。大手予備校主催の全国模試で何度か生物で科目別全国1位をとれたのも、これらの本を読んでいたおかげでしょう。また、学科試験や小論文・面接にも役立ちますよ。

⑥合格後の自分を想像する
合格後の自分を想像しましょう。私は寝る前に行っていました。これは一種のメンタルトレーニングや自己暗示です。

中学校の頃から水泳のトレーニングの一環として行っていましたが、目標の全国大会に出場できたことから、高校に行っても水泳や勉強に取り入れていました。科学的にも効果があるという報告が多くされているそうです。

私は寝る前に合格後の自分のイメージをしたり、試験当日から合格発表で自分が合格しているところまでを想像するメンタルトレーニングをしていました。皆さんもぜひ試してみてください。

⑦十分な睡眠と栄養をとる
集中力がないのは十分な睡眠がとれていない場合が多です
。眠くては集中力も続きません。また、必要なカロリーやビタミン・ミネラルが十分摂取できていないと、集中力が落ちる場合が多いです。睡眠と栄養はしっかりととりましょう。

 

以上、集中力を高める方法を述べてきましたが、更に、書籍やインターネットで皆さん自身が調べてみてみるとよいでしょう。それらの中からいろいろ試して、自分にあったものを見つけ実行していきましょう。何事も試行錯誤してから、自分にあったものを見つけることが重要です。

皆さんが、このブログをきっかけに、より勉強に集中力を持って取り組み、見事に志望校に合格してくれることを願っています。


それでは次回また、お会いしましょう。


高校生・大学受験生の応援団長

明光義塾本部教務部マサ


2011年4月19日

大学受験での英文法の重要性!

【大学受験での英文法の重要性!】

こんにちは。明光義塾本部教務部のマサです。

皆さん、いかがお過ごしですか?

今回は大学受験英語の学習法について紹介します。

皆さんの中に「大学受験英語の勉強を始めようと思っても、内容が難し過ぎて進められない」という方はいませんか?

それは、多くの場合、英文法の基礎が固まっていないか、英単語などの語彙力が不足しているかのいずれかだと思われます。

そこで、まず今回は英文法の学習法を紹介し、次回以降に英単語など語彙力の効果的な強化法を紹介します。

 

【英文法の基礎の重要性】

英語学習において英文法の学習が重要か、重要でないかは議論の分かれるところです。また、最近は以前に比べ、中学校や高校でもあまり英文法を重視して教えなくなっているようです。

しかし、私はこれまでの指導経験や、自分自身が英語によるコミュニケーション能力を身に付けた経験、更には英語学習法や英語指導法関連の書籍の購読・研究・実践により、英語を学ぶ多くの大学受験生にとって
英文法は、英語力を高める上で最も重要な基礎
であると確信しています。

「基礎」というと一見「簡単なこと」と思って軽視してしまう人もいるかも知れませんが、「基礎」には「土台」となる重要なものという意味もあります。英文法の基礎」は「英語力の土台となる重要なもの」と思って頑張って学習しましょう。

また、英文法の学習をしながら同時に英文解釈や英単語、英作文の基礎力なども養えますので、大学受験生はひとまず英文法を固めることを最優先してください。

英文法がしっかり固まっている受験生ほど、後で読解・リスニング・英作文なども含めた総合的な英語力全体が大きく伸びます。是非しっかりと英文法を学んでください。

 

【英文法の基礎の学び方】

英文法の学習をする際は、基礎からよくわかる英文法』(旺文社)『総合英語フォレスト』(桐原出版)など、出来るだけわかりやすく、例文の豊富な参考書1冊をベースに学習していきましょう。あまり厚すぎず、中身のデザインや図などが見やすいものがお勧めです。

そして、参考書に準拠した問題集か、なければ薄くて基礎的な文法問題集を併せて使って、参考書で学習した単元の問題演習を行いましょう。『基礎からよくわかる英文法』(旺文社)や『総合英語フォレスト』(桐原出版)などには準拠した問題集も出版されています。

更に、もう一冊詳しい英文法書(『ロイヤル英文法』:旺文社など)を用意しておき、それを使ってわからないことは調べるようにしましょう。しかし、これらの一般的な勉強だけをしていてもあきてしまうというのも事実です。

そこで紹介したいのが大西泰斗先生の一連の著作です。大西先生は以前NHKのテレビ英語講座の講師をされていたので、ご存知の方もいらっしゃると思います。

大西先生の『ネイティブスピーカーの英文法』シリーズ(研究社)『ハートで感じる英文法』シリーズ(NHK出版)などの著作は、一般の参考書などと違い、図などのイメージを多用して「ネイティブスピーカーはどのように考えるからこの英文法があるのか」という視点でわかりやすく書かれています。

高校生のときに大西先生の本に出会っていたら、もしかしたら私も語学系の学部に進学したかもしれません。とても面白く、きっと皆さんを英文法好きにしてくれると思いますので、ぜひ読んでみて下さい。

そして、ある程度英文法の力が身についたら、遅くとも夏ごろまでには本格的な大学受験レベルの英文法・語法問題集の学習に移行していきましょう。

ちなみに明光義塾ではオリジナル教材の「明光オメガ大学受験英文法・語法」などを使い演習します。

英文法の学習で、特に重要なことは、参考書を黙読したり、問題を解くだけで済ませず、「参考書の例文」や「問題集の正答文」を何度も音読することが重要です。正しい英文を音読することで、正しい英文法が体にしみこみ、確実に定着するのです。

最近の大学入試は純粋な英文法問題だけでなく、語法の問題も多く出題されます。英文法の基礎が固まったら、語法についても多く扱った問題集を演習しましょう。

語法が苦手な人は、まず、『集中マスター英文法・語法 基礎問題 要点88項目』(旺文社)『集中マスター英文法・語法 標準問題 厳選320題』(旺文社)などの薄い問題集を仕上げると良いでしょう。

そして、秋頃からはセンター試験や大学入試の過去問題集を使って、総合的に英文法・語法を実践演習すれば完璧です。


【真の英文法力とは?】

最後に、英文法力も単に大学受験という狭い視点だけでなく、もっと広い視野に立った、英語コミュニケーション能力の育成といった意味から考えましょう。

将来的には、意識しなくとも英文法を自然に正しく使えるというレベルにまで達することを目標としましょう。私も、英語で話すときなどは仮定法と話法の時に一瞬考えることがたまにあるぐらいで、ほとんど英文法を意識しなくても英語を正しく運用できるようになりました。

しかし、これも英文法をしっかり学んだ上で訓練を続け、それが体にしみこんで身についたからであり、英文法を勉強せずにひとりでに身についたわけではありません。


皆さんが優れた英語コミュニケーション能力を身に付けて、国際舞台で活躍してくれることを期待します。そのためにも、まずは「英文法の基礎」の学習から始めましょう。

それでは、次回もまたお会いしましょう。


英語求道者
明光義塾本部教務部 マサ


2011年4月14日

教えて!学部・学科選び

【教えて!学部・学科選び】


こんにちは。明光義塾本部教務部のマサです。

皆さんはいかがお過ごしですか?東京や千葉では桜も満開になり、春らしい気候になっています。

来年の春は、憧れの大学で楽しいキャンパスライフを送っていることをイメージしながら、日々努力してくださいね。

 

前回の【教えて!進路選びのコツ】はご覧いただけましたか?そして、実際に自分の未来や職業はイメージがつかめましたか?

今回は、それより更に短期的視野にたって【学部・学科選び】について説明します。


未来の夢や職業を今の時点で考えるのが難しいと思った人は、【学部・学科】選びに焦点を当てるとうまくいくと思いますよ。

大学は就職のための予備校ではなく、学問をする場所なので、必ずしも職業にとらわれず好きなことを「学び・極める」というのでも良いでしょう。そうすることで、今はまだ思い描けない道が開けることもあると思います。

また、夢や職業のイメージがつかめた人も、それを大学の学部・学科に当てはめてみましょう。


大学選びは大学名だけで選ぶのではなく、まず先に学部・学科の候補をいくつかに絞り、それらがある大学を選ぶようにしましょう。

大学名だけで選び、その大学なら何学部でもよいなどと考えると、後々後悔する可能性が高くなります。


それでは、学部・学科選びのポイントと方法を見ていきましょう。


【学部・学科選びのポイント】

①興味のあることや趣味に近い学部・学科を選ぶ
      
②得意教科が活かせる学部・学科を選ぶ
     
③広い視野に立った学部・学科選びをする

 

①興味のあることや趣味に近い学部・学科を選ぶ

前回のブログで、“進路選びでは興味のあること好きなことを重視しましょう”と書きましたが、これは学部・学科選びでも同じです。

大学で学ぶ学問も、自分の興味がある分野でないとなかなか身につきません。

例えば、自分の趣味を大学で学べたら最高ではありませんか?

最近はアニメやゲームのコンテンツクリエイターを養成する学部・学科を設けている大学まであります。

後述の方法でいろいろな学部・学科を調べてみてください。

 

②得意教科が生かせる学部・学科を選ぶ

得意教科を勉強しているときは、良い気分や楽しい気分になることが多いのではないでしょうか?

人それぞれ個性がさまざまなように、人間にはある程度適性というものが存在します。得意教科は自分の適性をあらわしていることが多いといえます。

得意な教科や、学んでいて楽しい教科をじっくり見直してみましょう。そして、それを活かせる学部・学科選びを行ってください。


③広い視野に立った学部・学科選びをする

最近は学問のさまざまな分野が融合しており、単純に文系・理系と分けられなくなってきています。

東京大学が、平成20年度入試から後期日程の選抜を文系と理系で分けずに一括で行うようになったのもその例です。

特に国公立大学理系志望の受験生は、センター利用入試などを利用すれば私大の文系学部に合格することも比較的容易です。

私の指導経験でも、国立大文系学部に進学したある生徒は、併願した東京理科大学理工学部経営工学科にセンター試験利用入試で合格しました。

更に、教養学部、人間科学部など文系・理系のどちらともいえない学部もかなりあります。幅広い教養を身につけたり、文系・理系に絞れない方はこのような学部を目指すのも良いですよ。

このように文系・理系や、従来の概念や枠にとらわれずに広い視野に立った学部・学科選びを行ってください。


【学部・学科選びの方法】

学校や塾・予備校の進路指導室などへいくと様々な資料があります。

まず、最初に書籍・受験情報誌で希望の学部・学科をある程度絞り込むことが重要です。

そして、各大学のウェブサイトなどで更に詳しく調べてみましょう。大学によってはゴールデンウィーク頃から受験相談会や入試説明会を行う学校もあります(また、個別申し込みで対応してくれる大学もあります)ので、いくつか参加してみましょう。


学部・学科がかなり絞り込めたら(必ずしも1つにしなくてもよく、3~4以内に絞り込めばよいです。)それらがある大学を調べて志望校を決めましょう。


【志望校は早めに決めよう!】

上記の内容を参考に、志望の大学・学部・学科は早めに決めましょう。様々な教育系の調査機関のデータでも、
志望校の決定時期が早い受験生ほど第1志望の大学への合格率が高い
という結果が出ています。

気温の変化が激しいこの時期は、体調を崩しやすい時期です。特に不規則な生活と睡眠不足は大敵です。健康管理にも十分注意してください。

それでは、またお会いしましょう。


高校生・大学受験生の応援団長
明光義塾本部 教務部 マサ

 

 


2011年4月11日

教えて!進路選びのコツ

【教えて!進路選びのコツ】

皆さん、お元気ですか。

明光義塾本部教務部のマサです。

今回は進路選びのコツについて書きたいと思います。

進路は、自分の夢・希望の職業を見据えて選ぶようにしてください。

しかし、自分の夢や希望の職業を考えるのは、なかなか難しいものです。

今回は、それらについてアドバイスをしたいと思います。


まずは以下の2つを行ってください。

①【自分が好きなことや得意なことを考える】

②【職業について調べる】


①【自分が好きなことや得意なことを考える】
進路選びでは自分の好きなこと、興味のあること、得意なことを大切にしましょう。

たとえどんなに収入が高く、社会的評価の高い仕事につけても、自分が興味のないことや苦手だと思っている仕事をするのはつらく、長続きしないものです。


私の友人などでも、好きなことを職業に出来ている人ほど人生がとても充実している場合が多いです。ですから、自分の興味があること、得意なことは何か、今一度考えてみましょう。そして、それを広い視野でとらえましょう。

例えば、サッカーに興味があるから「プロサッカー選手」になりたいと考える人もいるでしょう。しかし、教員になって、サッカー部の顧問としてサッカーに関わるといった方法や、スポーツ用品メーカーで活躍する方法もあります。更には報道機関や雑誌社の記者・カメラマンとして関わる方法などもあります。

このように自分の興味があることや得意なことを幅広い視野で考えてみましょう。そこから自分の夢や希望の職業が浮かび上がってくるはずです。

②【職業について調べる】
希望の職業を考えるのが難しいのは、「どのような職業があるかを十分に知らない」からであることがほとんどです。

いろいろな職業の方にお話を聞いたり、本、雑誌、進路情報誌、インターネット、講演会、資格学校の無料説明会(実務家の方が自分の仕事を語ってくれるものなどがあります。)、職業を紹介したテレビ番組など(NHK教育『あしたをつかめ平成若者仕事図鑑』など)でいろいろと調べてみましょう。
 
また①で考えた自分の興味や得意なことを活かした職業は何かなども探してみましょう。

例えば英語が得意なら、英語教師(中学・高校・大学など)、外交官、通訳、翻訳家、通訳ガイド、フライトアテンダント、英会話講師、塾・予備校教師、大使館職員、国際機関(国連など)職員、貿易商、外資系企業の会社員など、数えればきりがありません。自分の好きなこと・得意なことが活かせる職業についても、じっくり調べてみましょう。

ちなみに、私は理系ということで、以前は数学担当でしたが、今はより得意な英語担当になり毎日が充実しています。皆さんも自分の好きなことや得意なことで仕事ができると良いですね。


【10年後、20年後の自分を考える】
次に、進路選びで10年後、20年後に皆さんはどのようになっているかを考えてみましょう。

明光義塾でも「25歳の自分がどのようになっていたいか?」を考えさせる進路指導をよく行います。
 
10年後、20年後の自分の理想像はどのようなものですか?じっくり考えてみましょう。両親・兄弟・親戚など意外に身近な人が理想像なのかもしれません。

ぜひ自分の夢や希望を見据えた「未来への進路選び」をしてくださいね。

高校生・大学受験生の応援団長
明光義塾本部 教務部 マサ


2011年4月8日

教えて!AO入試

【AO入試とは?】


こんにちは 明光義塾本部教務部のマサです。

皆さん、いかがお過ごしですか?

高3生は、大学受験勉強の本格的なスタートです。まず英文法・数Ⅰ・古典文法などの基本を重視して学習すると良いですよ。

夏休みまでにいかに基礎力をつけておくかで、その後の学力の伸びは大きく異なります。がんばっていきましょう!

ところで教科の学習をするのと同じように大切なのが、「大学の入試方法を理解すること」です。

そこで今回は大学受験ですっかり定着したAO入試について紹介したいと思います。

 

【AO入試とは?】

大学入試はAO入試、推薦入試(主に指定校推薦と公募制推薦に大別)、一般入試、センター利用入試などに分けられます。

推薦入試は学校の成績と面接や小論文の結果を重視し、一般入試やセンター利用入試は学力試験の結果を重視します。

一方、AO入試は学校の成績や学力試験の結果よりも、個性や意欲を重視する入試です。

AO入試では「アドミッションポリシー(入学を許可する際の方針)」つまり大学側が求める学生像が重視されます。

志望理由書を提出させた上で面接などを繰り返して、大学が求める学生であるかを時間をかけて総合的に判断していきます。

つまり、個性や意欲があれば、今まであまり学校の成績やテストの結果が良くなかった人でも、憧れの大学に合格できるチャンスがある入試方法ともいえます。

平成23年度入試では私立大学の7割以上、国公立大学の約4割がAO入試を導入しています。

AO入試は日本で始まって20年以上経ち、既に定着した入試方法といえるでしょう。

 


【AO入試の特徴】


AO入試の特徴は主に以下のとおりです。


①学校長の推薦がなくても原則出願可能

②原則として評定平均値の基準はなし

③高校卒業以外に学芸やスポーツの成績、生徒会役員などの出願資格を設けている場合がある。

④面接や小論文が重視され、日数や時間をかけて合否を判定

⑤出願時期が他の入試方法より早い。(昨年からは原則8月1日以降)

 

 

【AO入試の一般的な流れ(私立大学の例)】

(※AO入試の流れの時期は大学によってかなり異なります。)

入試説明会・受験相談会・エントリー(受験の意思表示) 【6月~9月頃】
    
予備面接(受験の意思確認や適性把握)・体験授業【7月~9月頃】
    
出願手続き(志望理由書などを提出)【9月~10月頃】
    
本面接(1次と2次の2回面接を行う場合や小論文などの個別試験がある場合もある)【9月~11月頃】
    
合否判定【10月~12月頃】

また、レポート提出やディベート、ディスカッションなどを課す場合もあり、各大学によって工夫が見られるのもAO入試の特徴です。


受験生の皆さんは、自分の志望する大学や学部がAO入試を行っているかや、どのような流れでAO入試を行うかなどを、各大学のHPや受験情報誌などでじっくり調べるようにしてください。

AO入試は志望動機が重視されます。そのため、AO入試に出願することは自分の将来や志望理由を深く見つめなおす機会にもなり、とてもよいことです。

また、仮にAO入試で不合格になっても、推薦入試や一般入試などの面接や小論文の対策としてもプラスになりますし、自らの大学進学の意味を考え直すという意味ではメリットが大きいでしょう。

受験生はぜひAO入試にもチャレンジしてください。

今後も随時AO入試の情報や対策方法をこのブログで取り上げていきますので、ご期待下さい。

 

高校生・大学受験生の応援団長 
明光義塾本部 教務部 マサ


2011年4月6日

大学受験も基本は教科書!

【大学受験も基本は教科書!】

こんにちは。 明光義塾本部教務部のマサです!

いよいよ新学期が始まります。学校で新しい教科書を既にもらった人もいることでしょう。

新たな気持ちで、モチベーションを高く持って勉強に取りかかりましょう。

また、暖かくなりましたので、勉強の息抜きもかねて軽い運動をする習慣を付けると良いですよ。

私は自宅やスポーツクラブで軽い運動をしたり、外でウォーキングするのが好きです。

特に、春と秋の花粉症もちの私にとって、4月~5月は一年で一番快適な季節です。

私も大学受験のときに毎日午後6時から40分間位ジョギングやダッシュ、筋トレなどの運動を行い、とてもよい気分転換になった記憶があります。

また、最新の脳科学でも、運動は脳の働きに良い影響を与えるらしいということがわかってきたそうです。

運動が苦手な人も、ウォーキングなど無理のない範囲で、毎日20分以上身体を動かすと良いでしょう。

 

今回は、新学期なので大学受験における教科書を活用した勉強の重要性を紹介します。


【大学受験でも基本は高校教科書にあり】

受験勉強というと、人気のある大学受験参考書や問題集で学習することと思いがちですが、大学受験といえども、基本的には高校の学習内容から出題されますので、教科書は重要です。

特に地歴・公民、生物・地学などは教科書の内容を完璧に理解できれば、後は問題集をこなすことで大抵の入試問題に対応できます。

また、地歴や生物などでよく出題される記述問題も、教科書の記述を参考に解答することで、最も無駄のない良い文章が書けます。

数学や物理も、参考書には公式の導き方を教科書ほど詳しく記載していませんが、最近の大学受験では、公式の導き方や深い理解を問う問題で得点に差がつくことが多いのです。

また、公立高校の高3理系の生徒で、学校の数学や理科の進度が遅く、大学受験までに全て終わるのか不安に思っている人もいるでしょう。

そのような場合、数Ⅲ・数Cや理科のⅡ科目は教科書と教科書ガイドを使って、自分でどんどん予習を進めてしまいましょう。夏休み終了までに全ての範囲を学習し終えれば、2学期以降は【教科書レベル】→【大学受験レベル】へのレベルアップに専念できます。

英語や国語も、教科書に載る文章というのはとてもよい文章で、音読や筆写(教科書を見て書き写すこと)の最高の題材となります。

英語や国語の教科書は繰り返し何度も音読しましょう。

また、記述英作文を出題する大学を受験予定の人は、1学期のうちに英語Ⅰの教科書の筆写を何度も行っておくと良いでしょう。筆写とは教科書の文章を書き写すことです。まず、教科書の文章をまねして書いてみることで英作文の基礎は身についていくのです。そして、英語Ⅰの教科書レベルの英文が書ければ、ほとんどの大学入試の英作文問題で十分合格点が取れます。

日常学習や大学受験勉強でも教科書を活用することを、ぜひ忘れないようにしてください。教科書は最良の受験参考書の一つですよ。まず、一番身近な教材である教科書の活用を重視してください。

それでは次回また、お会いしましょう。


高校生・大学受験生の応援団長
明光義塾本部教務部 マサ

 

 


2011年4月4日

教えて!センター試験

皆さん、こんにちは。

明光義塾本部教務部のマサです。

高校生なら「センター試験」という言葉をほとんどの人が知っていると思います。

しかし、意外とセンター試験がどういうものか、厳密にはわかっていない人も多いのではないでしょうか?

そこで、現在の大学受験において極めて重要なセンター試験についてお教えします。

 

【センター試験とは?】

センター試験は、毎年1月中旬の土・日曜の2日間に全国で一斉に行われます。近年は毎年約50万人以上の大学受験生が受けています。

センター試験は「基礎学力を測る」ことを目的として作られており、6教科29科目から自分の志望校の受験に必要な科目を選択して受験できます。

試験は全てマークシート形式で行われ、英語では筆記試験に加え、ICプレイヤーを用いたリスニングも課されます。

では、このセンター試験が、なぜ重要なのでしょうか?もう少し詳しくお話しします。

 

【国公立大学は、センター試験が1次試験】

国公立大学の一般入試は基本的に1次試験と2次試験の2回に分けて行われ、1次試験はセンター試験が利用されています。

つまり、国公立大学を一般入試で受験する生徒は、基本的にセンター試験を受けることが必須なのです。

さらに、推薦入試で国公立大学を受験する場合でも、多くの大学がセンター試験の受験を課しています。


また、以前は課される科目は多くの場合、5教科6科目位までを受ければよかったのですが、近年の高校生の学力低下を懸念して、平成16年度から、原則として5(6)教科7科目以上課すことになりました。

科目数の増加に伴いセンター試験の配点が増した大学も多く、国公立大学ではセンター試験が合否を決めるとも言われるようになりました。

また、2次試験では2教科以下しか課さない大学・学部や、センター試験のみで判定したり、2次は面接・小論文のみという大学・学部もかなりあります。

そのため、多くの国公立大学受験ではセンター試験の配点が大きなウエイトを占めます。


さらに、2次試験の配点が高い難関国公立大学の多くでも、センター試験の得点結果と合否結果はかなり相関するという調査結果が出ています。

また、難関国立大学や国公立大学医学部医学科の中にはセンター試験の得点で2段階選抜を行っているところも多くあります。そのため、センター試験の得点が低いと、出願しても2次試験に進めないということもあり得ます。

そのため、国公立大学の受験生は、センター試験対策を十分に行う必要があります。

 

【センター試験利用入試とは?】

センター試験というと国公立大受験生の受けるものと思いがちですが、私大受験でも重要になっています。

それは、近年センター試験利用入試を行う私大が増加してきたからです。

センター試験利用入試とは、私大がセンター試験を入学選抜に利用する入試のことです。現在は私大の8割以上で実施されています。


「センター試験と個別試験や小論文・面接を併用する方式」などもありますが、多くの大学では「センター試験の結果のみで選抜を行う方式」を採用しています。

ですから私大専願者もセンター試験対策をすることで、大学受験においてチャンスが広がります。

センター試験の現役志願率(高3生のうちセンター試験を出願した人の割合)が年々過去最高を更新し続けている最大の要因は、このセンター試験利用入試が増えてきたことです。

センター試験利用入試は多くの場合、センター試験を受けておけば、あとは出願して結果を待つのみであり、受験料も一般入試より低い場合が多いです。

つまり「体力的にも経済的にも受験生に優しい入試」ともいえます。私も毎年センター利用入試を活用した大学併願作戦をすすめています。

皆さんも是非センター試験利用入試をうまく活用して併願校選びをしてください。


更に、私大の一般入試でも、センター試験を意識したような出題が増えています。その意味で、センター試験対策をすれば多くの私大の一般入試の対策にも役立つことが多いのです。


このようなことからセンター試験は、現在の日本の大学入試において最重要な試験といえるでしょう。

ですから、国公立大学を受ける人だけでなく、私大専願の受験生もセンター試験を受けておくことで、受験のチャンスが広がります。

皆さんも、【大学入試センター】のホームページや受験情報誌などでセンター試験について詳しく調べて、センター試験の対策を練ってください。また、私のブログでもセンター試験対策法は最も力を入れて紹介していきます。

大学受験生はセンター試験対策を受験勉強の柱に据えるとうまくいきますよ。また、センター試験の科目の多くが高1・高2までで習いますので、高1・高2生の皆さんもぜひセンター試験を意識して学習してください。そうすることで志望校合格を勝ち取り、夢の実現に一歩近づきますよ!

それでは、次回またお会いしましょう。!

高校生・大学受験生の応援団長
明光義塾本部 教務部 マサ


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