学力低下? 「大和」と「ヤマト」 [2010年5月17日]

こんな声を聞きました。

「やっぱり学力低下なんですねぇ。

うちの子、大和のことを『ヤマト』ってカタカナで書くんですよ。

学校でそう習ったんですって。」

 

・・・うーん。あせあせ(飛び散る汗)

確かに「学力低下」が叫ばれる昨今。

でも、コレに関してはちょっと事情が違います。

 

歩行者社会科という教科は、日々変わっていく教科です。

例えば、国の名前が変わったりすれば、地理で勉強する内容が変わってきます。

例)

ビルマ→ミャンマー

ソビエト連邦→ロシア

※同時に

「コルホーズ(オトナ世代は懐かしい?習いましたよね・・・?)」

等、昔の「ソ連の地理」でおなじみな内容も、今の子どもは習いません。少なくとも中学地理では。

 

歴史もそういうところがありまして、研究が進んでくるにしたがって変化することがあります。

例)

以前「大和朝廷」と呼ばれていたもの。

→「ヤマト王権」「ヤマト政権」など、教科書会社によってさまざまな表現がされています。

社会の教科書で「大和朝廷」という表現は、今は中学ではほとんどないんじゃないでしょうか。

「大和」→「ヤマト」に変えた理由

当時の奈良県周辺を指す「地域の名称」として、カタカナで表記。

(国名として使われていた「倭(やまと)」「大和(8世紀頃~)」などと区別する。)

 

このように「その後の研究が進んでいく課程で「表記・表現」が変化することもあります。

これは「学力低下」や「ゆとり教育」とはちょっと違う事情なわけです。

「ゆとり」のためにカタカナにしたわけではありませんよ。


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コメント

大和がヤマトねぇ・・・
なんだか味気ないというか風情がないというか・・・

ソ連の正式国名をあなたが言うのを聞いてショック?を受け、私も覚えたことを思い出しました。おかげで今でも言えます。まぁ言う機会は皆無ですが。

「コルホーズ」と聞いてすかさず「ソフホーズ」が頭に浮かんでしまいました・・・

Posted by: K  at 2010/05/30 18:52:42

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