まわし合格 [2009年1月17日]

願書を出す時期になってきましたので、そろそろこんな「入試テクニック」のお話をご紹介します。

 

2つ以上のコースがある高校を受験したときのお話。

ひとつの科で不合格でも他コースの合格点に達した

場合、合格になるというシステム。

これが「まわし合格」です。

※「スライド合格」という言い方をする学校もあります。
また、特に名前をつけておらず、願書に「第一志望」「第二志望」と書かせる学校もあります。

志望していたコースとは違うコースになってしまい

ますが、合格がもらえるわけです。

 

たとえば

理数選抜コースと普通コースがある高校。

理数選抜コースを第一志望、普通コースを第二志望として願書を出す。

理数選抜コースでは不合格になったけれど、普通コースのほうが合格最低点が低く、普通コースで合格!

こんなことが起こります。

私立高校でも公立高校でも良く見られる制度です。受験生にとっては、とても便利な制度と言えますね。

 

私がよくご相談を受ける、「まわし合格」に関わるケースとしては、こんなパターンが多いです。

 

ひらめきケース1

 

「私立高校の特進クラスとそれ以外の普通クラスで

迷っています。

本当は特進クラスでバリバリ勉強したい!

でも特進は30人しか募集ありませんよね…。

普通クラスにしたほうがいいでしょうか?」

こんな時にはその学校に、まわし合格の制度がないか、問い合わせます。

あれば安心!

 

ひらめきケース2

 

「公立の農業高校でA校B校のどっちを受けようか

悩んでいます。

食物学科(←一般的に食物学科はわりと人気)は、

A校B校両方とも、倍率高いですよね…。

学校は両方気に入っているんですが。

どっちを受けたらいいと思いますか?」

こんな時には

「まわし合格がある学校」

という視点も頭に入れてみるよう、おすすめします。

 

たとえば

A校は学校自体に「食物学科」のみしかない。(他のコースがない)

一方B校は「食物学科」「緑地農園科」があって、まわし合格の制度もある。しかも例年「緑地農園科」は定員割れしてる。

こんな状況だったとしたら?

緑地農園科でもいいと生徒さん本人が思っているのなら、「単に高校に受かる」という意味ではB校の可能性のほうが高いと言えます。

(他の条件がまったく同じであるならば)

「緑地農園科か…。それもいいな」と思えばB校にしてもいいし、「いや、食物学科でなければ(私立など)別の学校へ行く!」と思えばA校でもいいし…。

まだ少しだけ時間があるわけですから、一晩ゆっくり悩んでいただきます。

 

パスワード注意点1

すべての学校で「まわし合格」があるわけではありません。

必ず受験する学校ごとに確認すること。よく分からなければ「回し合格はありますか?」と学校に聞いてもOKです。

パスワード注意点2

行きたくないコース・学科に回されてしまう場合もあるわけです。

そう考えると、まわし合格があれば良いっていう単純な話ではないですよね?

たとえば

「スーパー医進クラスなら行きたい。でもそれ以外の学科は大学進学率が非常に低いからちょっと…」

「英語の勉強が大好きで英語コース希望なのに、なぜ芸術コースで合格に…?」

(あくまで例です。実際にはこんな極端な例はないですがあせあせ(飛び散る汗)

パスワード注意点3

「まわし合格」は「他の学科になら、必ず受かる」という意味ではありません。

どっちのコースの合格最低点にも達しなかった場合はもちろん不合格です。

なぜか「まわし合格」と聞いた瞬間に

「合格は保証された!手(チョキ)

と思ってしまう方がいます。それだけはご注意をexclamation

 

ダンゴ「入試テクニック」というとおおげさなようですが、

「合格発表→入学金払い込み期日までの間に他の志望校の合格発表はあるか考える」ですとか

「予想倍率を読む」ですとか、

「まわし合格」

「願書差し戻し(近年これがある都道府県も増えてきました)」などの制度を活用する、ですとか、

 

こういった「作戦」をそろそろ本格的に考える時期になっています。

分からないことがあれば、明光義塾の教室長にどんどんご質問ください!

 


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