定時制高校の新しいカタチ。 [2009年3月12日]
おととい、昨日と、岩手県に行ってまいりました。
岩手県の教室にお邪魔したのですが(ありがとうございました!)、
たまたまおととい(3月10日)は高校入試の日でした。
今回岩手県で、全日制・定時制あわせて最高倍率をたたき出したのは
杜陵高校奥州校(1.9倍)※新設
(関連記事 岩手日報)
http://www
だそうです。
区分としては「定時制」になる学校。(通信制もあります)
「ん?定時制が最高倍率?」
と思う方もいるのではないでしょうか?
実は、定時制と言っても、近年は「多部制」といって、昼夜間開講をする定時制の高校が増えてきています。これがとても人気出るんです。
どこの都道府県でも。
「定時制」というと、事情があって昼間の高校に通えない人が、働きながら4年かけて卒業…というイメージがあるかもしれません。
もちろんそういう、いわゆる「夜の定時制」は今でもあるのですが、でも、近年はそれとは別に、
「昼間に通う定時制」
とでもいうのでしょうか、全日制課程の高校とならべて「昼間に通う学校」のひとつとして生徒さんが選べる、新しいタイプの定時制高校が全国に増えてきています。
この学校も、このタイプ。
このタイプの学校は、とくに「昼間部」であれば、いわゆる普通のお昼の学校と変わらず3年で卒業も可能です。
多様化の世の中で、さまざまな目標を持った生徒さんたちがこうしたタイプの学校を選んでいます。
ただ、こうした学校を選ぶとき、意外にみなさんが見落としがちな注意点があります。
これらの学校は、区分は定時制なので、
甲子園は目指せません。
高校サッカーも出られません。
というのも、
定時制、通信制の学校は、
こういった部活動関係の大会が全日制とは別に行われます。
所属する連盟が別になるためです。
定時制の高校の生徒が出るのは、「定通大会」(全国定時制通信制体育大会)というものになります。
ですから、部活に燃えて何かの「大会に出たい!」と思っている子は、入学前によく調べてくださいね。思ってたのと違うことになる可能性があるので。
余談ですが、今ビッグコミックスピリッツという雑誌で(すみませんマンガの話で…)
「明日のない空」(塀内夏子)
というマンガが連載されています。
これは「夜の定時制」のハンドボール部の話なのですが、ちょうど今週号だったかな?で、この問題について描かれています。
ものすごく強い選手がいるんですが、全日制の高校生が「インターハイで会おう!」的なことを言うんですね。
そしたら「彼らとは(試合は)当たらないよ」といわれる、というシーンです。
これは「夜の定時制」の話なので、今回お話している「多部制」の学校とはだいぶ違いますが…でも興味ある方は読んでみてください。
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