中学社会の知識から考える、長靴をはいたネコ [2009年7月24日]

フランス人、ペローの童話集に入っている物語。

猫長靴をはいたネコ

ある粉引き職人が死んでしまい、3人の息子が残されました。

長男「ぼくはお父さんの残した粉引き小屋を

              遺産として受け取るよ。」

次男「じゃあ、ぼくはロバをもらうよ」

(※注 次男がもらったのは、使用人とロバ、と書いてある本もありました)

三男「じゃあ、ぼくは、…ネコ一匹…」

…(以下省略)

 

どうなんでしょう、このわけかた。

三男が「ネコ一匹」ってどうなんでしょうか。

 

彼らは昔話のフランス人ですが、これを現代の日本に置き換えて考えてみましょう。

 

教科書にはあまりくわしくのっていませんが、中学生の入試用問題集などには載っています。

家族制度と相続の問題。

中学の公民でも習う「遺産相続」(現代日本の場合)では、以下のようになっています。

「配偶者が2分の1、残りを子どもが均分相続

(平等に分ける)する」

これから考えると、まず、

exclamation「この兄弟の母親」の存在は確認したいところですよね。

いない、という可能性もありますが、一応確認しておく必要はあるだろうと思います。

exclamationそして、次の問題は、残されたものが「モノ」であるということです。

この場合はお金に換算して「●●円分の価値があるから…」と計算し、そのあと兄弟で話し合いをする必要がありまよね。

いずれにせよ、ちょっとこの兄弟は、もう一度話し合いをしたほうがいいように思います。

猫ちなみにこのネコ、このあと三男に言います。

「私も捨てたもんじゃないですよ。

           まずは袋と長靴をください」

 

…みなさんなら、このネコに、袋と長靴、あげますか?


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