2009年8月31日
中学の勉強と、時代(世代?)のお話(社会編)
「宮崎県がどこにあるのか分からない子」
が続出で東国原知事ショック!
なんて、以前ニュースでやってましたが。
「47都道府県」の位置については「脱ゆとり」の一環として早速教えるようになったそうですね。
今回は「社会」のお話です。
私の家には、私が中学生のとき学校でもらった地図があります。
単に使い慣れているという理由で取っておいてまして、わりとよく眺めるんですが。
この地図、最近は「骨董品的価値
」が出てきているんです。
まずは一番最初に気づくのは。
「ソビエト連邦」。
そういえば保護者のみなさん、
「コルホーズ」「ソフホーズ」とか習った記憶ないですか?
当然ながら現在の子どもたちは習いません!少なくとも「地理」では。
「西ドイツ」「東ドイツ」。
ご丁寧に「ベルリン」市街の略図もついています。
当然のように「壁」入り。
その他にもいろいろあります。
こういうものを見比べて発見し、
「どうして変わったのかな?」ということを調べるのなんて、
総合学習の興味深い勉強になると思いますが。
来年の自由研究のテーマにいかがでしょうか?
最後に。

教室長をしていたとき、生徒の教科書をみて「?」と思い、調べてみて
「あ~そうなんだ~」
と思ったこと。
アジアの川の名前について。
保護者の世代の方は
「メコン、メナム、イラワジ」
という3つの川の名前を暗記した記憶、ありませんか?
あれは、今の中学生たちにとっては、
「メコン、チャオプラヤ、エーヤワディー」
です。
「イラワジ→エーヤワディー」
これは、耳で聞いてもなんとなく理解できると思いますが、
「メナム→チャオプラヤ」はどうでしょう。
「?」と思うのではないでしょうか?
実は「メナム」は、
タイ語で「川」の意味なんです。
地元の方たちはバンコクを流れている川を単に「メナム」と呼んだりするそうです。
そこで「マウント富士山」的な勘違いが起きたわけですね。
ありそうな間違いです。
じゃあ「チャオプラヤ」の意味は、なんだろう?
…そうやって調べていくと、ちょっとおもしろいんです。
興味のある方は、調べてみてください。
地元の人々がこの川を大切にしていることがとてもよく分かってきます。
そうやってきちんと調べて覚えた知識って、単なる暗記と違って絶対に忘れません。
これからの学習指導要領で大切にされていく(予定の)ことって、そういう部分なんじゃないかな、と思います。
2009年8月26日
中学の勉強と、時代(世代?)のお話(英語編)
「ゆとり教育」だの「脱ゆとり」だの、いろいろと言われている学習指導要領。
今回は学習指導要領とそれに関連したお話を。
学習指導要領の話をしていると、たいてい出てくるのが理数関連ですよね。
「お母さんのころは、中学で不等式や連立不等式を
習ったのに、今の子は習わないのね」
とか、
(不等式って、確かにわざわざ中学カリキュラムから抜くほど難しいかなあ?とは私も思いますが。抜くならもっと難しいものが他にある気が…)
「今の理科の教科書、化学反応式たちはどこに行っ
ちゃったの?」
とか。
でも、実は私は文系科目の「変化」のほうに、もっと興味があります。
単に「学習指導要領」の話というより、社会の変化に伴う「変化」が見られ、とても興味深いからです。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
たとえば、英語。
お子さんの英語の教科書を開いてみてください。
どんな内容がテーマになっていますか?
まず登場人物。
…今の英語の教科書には、英語圏だけではなくいろいろな国の子どもたちが登場します。
(※教科書会社によって差があります)
たとえば中国、ベトナム、インド、タンザニアなどの国から来た同級生。
英語圏の子どもたちでもオーストラリア、ニュージーランド、カナダなどの国も入り、国際色が豊かです。
日本の中学に通う身としては、
「それ、どんな中学?」
と、逆に混乱しそうなほどです。
出されているテーマも
「いろいろな文化を知る」ことを意識した内容が多いです。
また「時代」を感じさせるものが多いです。
まず、お父さんお母さんの世代では定番だった
「海外のペンフレンドに手紙」。これは、古い。
今は、「E-Mail」。
中国を訪ねて、人々の暮らしや文化を友達にレポートする、とか。
ニュージーランドの先住民族の人々の住む村のお話とか。
アフリカの飢餓の問題とか。
他にも、
ネパール、カンボジア、韓国、パプアニューギニア、オーストラリアのアボリジニ、
ブータン、ブルガリアなどいろいろです。
エコや福祉に関する話題も目立ちます。
北海道の風力発電とか。
ラムサール条約とか。
手話について、とか。
そんなテーマが英語の教科書に取り上げられています。
日本の文化でも、ひところのような
「京都、奈良、新幹線!」
一辺倒ではなく、
「津軽三味線と吉田兄弟」が出てきたり
「沖縄の文化」が出てきたり。
「ジェニーの田植え体験」のような、ジェニーもびっくりの体験があったり。
戦争と平和に関する話題にも言及しているようです。
原子爆弾の話題(これは多い)、地雷についての話題、アンネ・フランクなど。
どのテーマも、よく考えているな、と思います。
もちろん
「それならこういうテーマも取り上げるべき」
とか、突き詰めればいろいろあるでしょうが。
でも、英語の授業という限られた範囲の中でよくこれだけのテーマを入れ込んだな、と思います。
生徒の興味を引くための今ドキの話題として、
ハリー・ポッターや、スティーヴィー・ワンダーなども出てきます。
でもハリポタはともかく、スティーヴィー・ワンダーって。
今の中学生、そもそも知っているのかしら…?
社会の授業についても書きたいのですが、続きは次回にまわします。
ではまた今度。
2009年8月24日
秋以降の模擬試験
もうすぐ夏もおわって、9月になりますね。
昼間はまだ暑いけど、朝や夕方にはずいぶん涼しい風も吹くようになりました。
今回は夏休み明け、秋以降の模擬試験について。
9月以降、どの地域でも中3生対象の模擬試験が盛んに行われ始めます。
中3生にとってはいよいよ入試本番が近づいてくるという実感がわく時期です。
●これから入試までは、
できるだけたくさんの模試を受験すること。
→正確なデータを手に入れるため。場慣れするため。「テスト直し(実力がつく!)」のチャンスを増やすため。
●テストが終った後すぐに、
問題の自己採点をして間違えなおしをすること。
→テストが終った直後に「テスト直し」した内容は、「あ~!そうか~!」と、一発でアタマに入る率高し。
●帰ってきた「テスト結果」は
隅々までよく読むこと。
→「合格可能性」や「偏差値」のような数字部分だけをみて一喜一憂するのではなく、他にもいろいろなことが書いてあります。
例:おすすめ併願校、苦手単元、入試予想得点 など
模擬試験の回数があまり多くない都道府県もありますが、
その場合は明光義塾の教室内で受験できる月例テストを利用するなど、他の方法もあります。
少しでも入試に役立つ可能性があることは、秋以降は迷わずすべてやるようにしましょうね。
2009年8月20日
進学する高校の授業時間。
夏休みに高校見学などをしたみなさんも多いですよね。
最近は
「上級学校見学」
といって中2くらいから学校見学をしたりする中学もあるようです。
それが夏休みの宿題になっている場合もあるとか。
今日は高校の授業時間について。
学校説明会などでも説明されますが、
高校の授業は基本的に、中学と同じ50分授業です。
ですが中にはちょっと変わった学校も。
30分授業
「高1だけ」
「この教科だけ」
などの限定がついていることが多いですが、30分授業をする学校もあります。
理由は「短時間でキュッと集中」するため。
例)東京都立足立東高校 など
45分授業
微妙に短い授業時間にして、その代わり7時間目までやる、というタイプ。
例)宮城県角田高校 など
65分授業
長い授業時間で深く勉強するためだそうです。
一日は5時間目で終わり。
例)大阪府立八尾高校
授業時間ひとつとっても
このように結構違いがあります。
ちなみに、私の卒業した高校は、当時75分授業を実施していました。
1授業は長いけど、その代わり毎日4時間目まで。
3時にはすべての授業が終る、ちょっと不思議な学校でした。
というわけで、体験談を語ります。
こういうフレキシブルな授業時間の学校に通う予定の方に一言。
授業時間が長い学校の、意外な落とし穴。
…「体育の時間も長い」んです。
プールとか
「あと何分泳ぐんだよ~!」
バスケットとか
「あと何分ゲームすんの…?」
みたいな。
まあ、高校生なんでそれも「ネタ」にして楽しむんですが。
でもやっぱり
「クラス中が次の時間爆睡!」
とかしたこと、ありました。
まあ、たまにはいいか(いいのか???)
「授業時間(●分授業)」というのも、学校を見るときちょっと気にしてみてください!
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