2009年11月26日
公立中学もいろいろ(寮のある公立中)
「公立中学って、
家の近所にあるところに通うんじゃないの?」
まあ、普通はそうですよね。
でも、日本は狭いようでいて、結構広い。
「学区内」にも関わらず「遠くて通学が大変」というケースもままあります。
たとえば
岡崎市立額田中学校(愛知県)がそうです。
以前存在していた4つの中学校を統合した結果、学区が大変広くなっんだとか。
こういう学校は日本に10校ちょっとあるようです。
四国がやや多いようです。
また、これはちょっとケースが違いますが、近年話題の「公立中高一貫校」でも、北海道、山梨、宮崎では寮を作っています。
この場合は自分で遠い学校を選んでいるのだから、まぁいいのですが、「普通に通う地元の中学」が遠いのは、ちょっと大変ではありますね。
でも学校ホームページを見ると、寮生活も結構楽しそうでもあります。
興味のある方はご覧ください。
2009年11月17日
推薦入試って
推薦入試ってなくなるんですか?最近そんなことを聞かれます。
公立高校の話です。
状況としては
「都道府県によっては、将来なくなる可能性がある」
「すでになくなっている県もある」
「推薦枠を学校によっては縮小する」
「全国的には、推薦を減らそうという動きがある」
こんな感じです。
推薦入試というのは「生徒のため」にあるのですが、実は学校側の都合という面ももともとは結構ありました。
「早めに生徒を確保して安定した学校運営をする」
という側面です。
じゃあ、なぜ推薦入試が縮小傾向なんでしょうか?
・・・ここで、またもや「ゆとり」の話になるのです。
推薦入試(学力試験なし)の入試で合格、入学してきた生徒の中に
「あまりにあんまりな」
学力の人がいる、という例が散見される、んだそうです。
(ちょっと遠慮して「散見」と書きましたが、学校によっては、「結構」「相当」・・・)
もちろん、きちんと勉強して内申点をきちんと取って入学してきた方もいるのですが、「通信簿が絶対評価」の今の世の中、中には
「入学してみたら、ウチの学校の授業に到底ついていけないんですけど・・・」
というケースが起こりうるというわけです。
これは、当の生徒さんにとっても不幸なことですよね。
現在、公立高校の推薦事情はこんなふうになっています。
推薦入試がなく一般入試のみ
大阪・和歌山・静岡
今後の廃止や人員縮小を検討中
(一部はすでに決定、はやいところは来年度から)
青森・埼玉・高知・千葉・徳島・東京・栃木
これらの都道府県では、今後、すべての受験生が学力検査を受ける方式にする。あるいは推薦の人数枠を減らすなどの変更を考えていくそうです。
今後さらに他の都道府県でも増えていくかもしれません。
以上、公立高校推薦入試事情でした。
2009年11月12日
私立中学への転編入
「私立中学への転編入ってどうすればできるんですか?」
最近ときどき受けるお問い合わせです。本日も1件お問い合わせがありました。
私立中学の転編入は、どこでもやっている、というわけではありません。そして、やっていてもその多くが
「欠員が出た場合にのみ実施」
というカタチをとります。
受験資格も
「一家転住(引越し)」
「帰国子女(これも一種の引越しですよね)」
という場合が多いです。
実は、ここがポイントです。
最近ポツポツお問い合わせをうける、転編入(これは高校生・中学生ともに増えてきているのですが)は、実は引越しではなく、
「今の学校で不登校になってしまった。
私立に今から変われないか」
というのと、
「中学入試に失敗したけど、どうしても
その学校に行きたい」
(つまりは『リベンジ受験』)
の2パターンです。
前者(今の学校で不登校)について
基本的に厳しいということをまず前提にお話します。
「不登校」になってしまった原因にもよりますが、「学校に行くのに疲れて」的な不登校の場合、環境を変えればなおさら大変でしょう!と判断されますので、まずこれは無理かと思います。
「環境を変えて心機一転できる」可能性がある場合には、「この学校なら!」と思える学校に事情を話して相談してみる価値くらいはあると思います。
ただし、いわゆる「高偏差値校」的な学校の場合、門前払いです。
偏差値とかそういうのではなく「子どもをこういう方針で育てたい」という姿勢がくっきりしている学校で、家庭の方針と学校の方針がきわめて合う場合は、相談してみる価値くらいはあるかと思います。
後者(リベンジ受験)について
これは、学校側は大変嫌がります。というより、これを認めてしまうと、
「何のために入試があるのか」
ということになってしまい、入試の公平性が失われてしまいます。
だからもし後者のパターンで考えている方は、
高校募集がある学校→高校入試で再チャレンジ
高校募集がない学校→「あきらめる」
と考えてください。
そもそもそういう発想だと、せっかく現在通っている中学の生活をキチンと充実したものにしにくいわけですから、そういう意味でももったいないです。
本来、私立中学の転編入は「引越し(帰国子女含む)」を前提としたものがほとんどなわけです。
引越しなどでやむを得ず環境が変わる生徒さんを
「うちで受け入れてもいいですよ、うちの生徒数に余裕があるときは」
という、あくまで中学側の「親切」の一種だと考えてください。
~私立中学 転編入基礎知識~
転編入は、やっている学校と、やっていない学校があります。
やっている学校も
「欠員があって、希望者がいればそのとき行う」
という感じです。
ですから学校に
「過去問はないんですか?」
「募集要項は?」
的な質問をしても困惑されます。
入試時期については、「学期の境目」が多いです。
ただし、希望者の事情に応じて相談に応じてくれるケースもあります。
「海外赴任先で急な政変が起こり、
急遽帰国した場合なら」
という超レアケースの想定を聞かされたことがありますが・・・。
転編入の資格も「引越し」「帰国子女」がほとんどですが、
姉妹校を持っている学校では
「その学校間ならOK」というのもあります。
引越ししても同じ方針の学校で、という志望理由を重視するわけですね。
転編入も、もちろん試験はあります。
たいていの場合、
国数英の3科に面接・調査書
っていうところです。
学力試験は
「うちの学校に途中から入って、ついてこれるのか」
を基準として作られます。
直近の定期テストなどをモトにしていることもあるとか。
以前教室にいた生徒で、
中2のとき「引越し」をきっかけに公立中学から私立中学への転編入を思い立ち、編入試験を受けて合格していった子がいました。
それは、いわゆる「高偏差値」の学校でしたが、生徒個々の事情などを考慮して転編入試験を実施してくれる可能性はどの学校でもやはりゼロではないな、とそのとき思いました。
もし、「引越し」ではないが転編入を考えている、という場合、ここまでの内容を参考にしてみてください。
2009年11月4日
面接ではどんなことを聞かれる?
昨年の高校入試が終ったあと、アンケートをとりました。
「面接でどんなことをきかれた?」
「そしてどう答えた?」
その結果を見てみましょう。
<よくありがちな質問> ※定番!というヤツです。
★志望理由
(ま、これを聞かない面接はほぼないですね
)
どうしてこの学校に入りたいと思った?志望理由をきかせてください。など。
★「中学校の思い出」
(どんな子かイメージするためでしょうか、わりと聞かれます。)
中学で印象に残った出来事は?一番楽しかったことは?思い出深い出来事は?
★「尊敬する人とその理由」
(慶應義塾の入試だと「福沢諭吉」って答える人が多いそうです。
そこまで気を使わなくても大丈夫だと思うんですが。)
あなたの尊敬する人を教えてください。その理由も教えてください。
★「自分の長所と短所」
(変に短所をアピールしすぎないように!)
あなたの長所と短所をひとつずつ教えてください。あなたはどんな人ですか?あなたはどんなことで人からほめられますか?どんなときに先生やおうちの人から注意されますか?
★「中学校の部活」
(入ってなければ「入っていません」でもいいです。)
あなたの部活を教えてください。
※部活については、一般的な質問(何部?週にどれくらい練習する?思い出深い出来事は?)の場合もありますが、スポーツに力を入れている学校や、スポーツ推薦などの場合、「●●大会1位!」などの実績について延々聞かれることもあります。
★「最近の気になるニュース」
(そんなにマニアなニュースについては聞かれません。)
最近テレビのニュースや新聞で気になる記事はありましたか?それがどんな内容か説明してください。それについてのあなたの感想は?●●というニュースについてあなたの意見を教えてください。
★「休日は何をしているか」
(自由時間の使い方、という観点で質問されます。)
休みの日はどんなことをしていますか。
★「趣味は?」
(何か、お見合いみたいだな・・・。)
あなたの趣味を教えてください。その趣味はいつからやっていますか?趣味の内容をもう少し教えてください。
★「入学したら、どんなことをしたいか」
(これもよく聞かれます。)
この学校に入学したら、どんな3年間を過ごしたいですか?高校生活で一番力を入れたいことを教えてください。高校に入学したら何をがんばりますか?
★「1分間あげます。自己PRをしてください」
(時々、「バレエが得意です」といって踊りだす子とかいるそうですが、一般的にそっちをやってほしい場合は「実技」という試験を実施します。ご注意を。)
最近定番化している質問です。
「ぼくはこんな人です」だとか「私はこういうことをしたいのでこの学校でがんばりたいです」などを話して、「よろしくおねがいします!(スマイル)」というのが定番のようです。
<時々聞かれる質問>
※時々きかれる、ちょっとひねった質問です。
「学校見学には来ましたか?そのときあなたが感じたことを教えてください。」
「あなたは、中学生と高校生はどう違うと思いますか」
「あなたは欠席が多いけど、どうしたんですか」(欠席が多い場合)
<ちょっと変りダネの質問>
※注:あんまり聞かれません、多分・・・
★「今(面接の順番を待っている間)何を考えていたか」
そんな哲学的な・・・!
「え?」って答えちゃったそうです。
★「友達は少ないのかい?」
「親友は一人です」のような話が先にあって、そのあと聞かれた質問です。
「・・少ないですが、仲良しです」と答えたそうです。
★「睡眠時間は何時間?」
ありのままを答えたそうです。
★「好きな食べ物は何?」
なぜそれをここで聞きたいのだろう、先生。
これも、ありのままを答えたそうです。
★「健康には気を使っていますか」
「はあ・・・まあまあっす」みたいな雑な返事をしちゃったそうです・・。
★「キミはみんなと仲良くできるか?」
「チャレンジスクール」という、中学時代不登校だった子や、高校を中退した子など、いろんな子が集まる学校を受けた子です。
「いろいろなタイプの子が集まってくる学校だから、いろいろなタイプの子と仲良くできる必要があるよ」といわれたそうです。その子は「ぼくは、いじめたり人見知りしたりしないので大丈夫です」と答えたとか。
時に「えぇ?」という質問が投げられてくることもある「面接」ですが。
つまりは学校側は
「素のままのその生徒の反応」
が見たいんです。だからあまりに変な質問が来たらびっくりすることもあるでしょうが、あんまり気にすることなく、まじめな態度でしっかり話をするように心がけましょう!
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