2010年6月29日
元服?「立志式」
昔の日本では「元服」という、今で言う「成人式」的なものをやりました。
多くは11~16歳程度で行われたそうです。
近年、一部の地域の中学(すべてではありません)などでも、これをイベントとして行っているところがあるそうです。
(そんなに多いわけではないですが・・・。)
ちょっと調べたところによると、西日本のほうがやや多い様子。
教育活動の一環なんでしょうね。
※ちょっとバージョン違いで、10歳(小学生)に対して「にぶんのいち成人式」というのをやるトコロもあるそうです。)
中学でやる場合には、
中2でやるところが多いようです。(受験を避けたのではないかと)
なかなかよい行事かな、と思います。
中学生って、本来そういう年頃なんですよね。
保護してあげなくてはならない部分はまだあるにしても、
こういう行事を通して、
将来社会に出る自覚を持たせる、
これはいいことではないかな、と思います。
興味がある人は
「立志式」
で調べてみてください。結構「いいなあ」と思いますよ。
2010年6月22日
制携帯
今日ニュースで見て、笑っちゃったのが、コレです。
「制携帯」。
校則で着ることになっている服→制服
校則で持つことになっている携帯→「制携帯」
神戸市の須磨学園中学高校で、今年から始めているそうです。
(全員が持つわけではないようですが。)
「持たせて指導する」という方針だそうで、ひところのオートバイ論議のようですね。
まだまだ初めての試みなので、いろいろこれからクリアしなくてはならない課題が多いとは思います。
でも、このような試みは、どんどんやってみるといいと私は思います。
メールで先生に相談事とかもできるそうで。
これまでの完全な個人ケータイだと、
「生徒と先生が個人でメルアド交換
」
ということ自体に問題が出そうですが、
ここまではっきりオープンにするのなら、携帯のいい面が逆に浮かび上がってきます。
「時代だなぁ・・・」
とは思いますが、
新しい「時代」=悪いわけではないですものね?
新しい時代のツールに対しては、
「最近の若いモンは・・」
的方向に走らないで取り組んでいきたいものです。
有名な話ですが、大昔の古代文明(シュメール?)の遺跡から出てきた粘土板に書かれていた古代文字を解読したところ
「近頃の若者は・・・。なげかわしい時代だ」
みたいな文が刻まれていたとか。
おんなじ、おんなじ。
2010年6月21日
専門学科から大学へ
専門学科から大学への進学率は、以前はそんなに高くありませんでしたが、今は高くなってきています。
文部科学省の「学校基本調査」を見ると、これは明らかです。
専門高校(工業・商業・農業)の生徒の卒業後の進路
1970年 就職85% 大学等進学率7.2%
1990年 就職74.7% 大学等進学率8.3%
2009年 就職51.2% 大学等進学率22.3%
※2009年のデータは「速報値」
専門学科の卒業生の進学率アップには、大きく分けて2つの理由があります。
①高卒者の就職が厳しい、あるいは就職を避ける傾向
(もう少し学生をやって勉強して・・・)
②少子化などによる、大学・短大の門戸の広がり
専門学校などでさらに技術を磨く、という人もいるのですが、専門学科卒業生が大学・短大受験を考える例が近年増えているな、というのは実感としてあります。
そんな中、大学の側でも
「専門学科卒業生を対象とした公募推薦」
を行うことがあります。
パッと検索をかけてみただけでも
広島国際大学、京都産業大学、愛知産業大学、東北福祉大学・・・。
他にも、日頃募集要項を見ていると、
「あ、またあった。この学校もあるんだ。」
と思うことは多いです。
国立大学でもやっているところがあります。
例えば
一橋大学(商学部)。
大学は専門的な勉強をするところなので、
「専門学科」の卒業生
というのは確かに公募推薦の対象にする価値があるわけです。
もちろん、ただ卒業していればいいというのではなく、
評定平均○○以上 とか
□□の資格を取っている とか
他に条件がつくのは他の推薦と同様ですが。
専門学科から大学を考えている人は、そんなことも頭に入れて学校選びをしてみてください。
2010年6月16日
高校の専攻科ってなんだ
多くはないですが、
「専攻科」のある高校
というものがあります。
これはどのようなものかと言うと、
「高校3年間(本科、と呼びます)」卒業
↓
さらに専門的なことを勉強したい場合に通うことが出来る
これが「専攻科」です。
「学歴」というより、
「もっと専門の技術を身につける」
あるいはそれによって「資格を取る」、
そんな目的の要素が強いです。
そのため、「看護科」「農業科」「水産学科」など、
もともと専門的なことを勉強する高校
についていることがほとんどです。
例えば
「埼玉県立常盤高校」、看護の勉強ができる学校です。
高校3年終了時点で一旦卒業証書が出ます。その時点で「高校卒業」をしてしまってもいいです。
でも、そのあとの専攻科に2年いくと、
普通の他の高校(3年)から⇒看護の専門学校(3年)
と進んだ生徒より
1年早く看護師の国家試験の受験資格が取れます。
このようなメリットが得られることも多いのです。
お近くに興味ある「専攻科」がある場合、ぜひくわしく調べてみて下さい。
2010年6月11日
走れメロス
教科書に出てくるお話って、大人になっても結構印象に残っているものですよね。
先日、教室に行ったら
「走れメロス」
を生徒さんが授業でやっていました。
うーん、懐かしい。
私は、個人的にもわりと太宰治は好きで、文庫本で出ているのはみんな読んでいます。
うーん、「走れメロス」かぁ・・・。
「太宰らしくない」と言う人もいるけど、結構私は好きなんだよなぁ・・・。
太宰治を「走れメロス」で初めて読む、っていう中学生、多いしなぁ・・・。
やっぱり印象深い作品であることに間違いはないよなぁ・・・。
そんなことを考えていたら生徒さんが一言。
「ねぇ、メロスは何で服脱いで走るの?」
・・・そこかい
2010年6月9日
日本一名前が長い中学
高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山中学校。
全国的にも珍しい、2県にまたがる公立中学校。
小学校も同じ校舎の中にあります。
ですから
「高知県の子」「愛媛県の子」
「小学生」「中学生」
が一緒に同じ校舎の中で勉強しています。
テレビ番組や新聞でも数回取り上げられているので、ご存知の方もいるかもしれませんね。
学校のHPを見ると、結構おもしろいんです。
「小学校高学年~中学生」の生徒たちで
「小中合同委員会」
というものをやっていて、取り組みとして小学校下級生への本の読み聞かせをしたり。
一緒に運動会をやったり。
地域の中で小学生~中学生の距離がこのような形で近いのは、とてもいいことですよね。
ちなみに、今年の新学期は、
新しく転任してきた先生(小中) 8名
小学校新入生 5名
中学校新入生 5名
だそうです。
人数のパーセンテージを考えると、新学期の雰囲気が、すごく新鮮なものに思えます。
2010年6月7日
小論文を書くときに
最近、何人かの生徒さんに小論文を書いてもらいました。
そして思ったこと。
「書くときに『あと一歩深堀り』できないかなぁ・・・」
例えば・・・
お題「フリーターについて」
何人かの人に書いてもらったのですが・・・。
(パターン1)
「フリーターは良くない。きちんと仕事に就くべき。」
(パターン2)
「私はフリーターは悪くないと思う。なぜなら・・・。」
みんな、この2つのどちらかだったんです。
・・・いや、もちろんいいんです。どちらであっても。
ただ、もう一歩深堀りしてみると、「差がつく」
のかな、と思いました。
例えば・・・
フルタイムで仕事につくことが出来ない場合もありうるのでは?
例えば、病気をした場合、
子どもを育てる人の場合。
フリーターという立場の雇用の問題はそのままでいいのか?
保険や休みなど。
・・・こういったものを
「フリーターに賛成反対」
以前の問題として、まず考えてみるというのはどうでしょうか?
そういったものを踏まえると、
(パターン1)で書くにせよ、
(パターン2)で書くにせよ、
もう少し突っ込んだ、
「人とは違う深堀り」
が出来るのではないかな、と思います。
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