小学校「外国語活動の必修化」 [2010年8月5日]
みなさん、こんにちは
ヒッキーです。
毎日暑いですね
たくさん水分をとって、熱中症には気をつけましょう
さて、いよいよ新学習指導要領がはじまり、小学校の外国語活動必修化まであと半年
いったい小学校の外国語活動には何が求められていて、どんな活動をしていくのでしょうか。
新学習指導要領って、みなさんは読んだことがありますか
その中でも、外国語活動に関する記述を、以下に抜き出してみます
「外国語を通じて、言語や文化について
体験的に理解を深め、積極的に
コミュニケーションを図ろうとする態度の
育成を図り、外国語の音声や基本的な表現に
慣れ親しませながら、コミュニケーション能力の
素地を養う。」
難しそうで、意外と簡単。しかし、とっても奥が深いのです。
今回は学習指導要領の解説をしながら、小学校の外国語活動との付き合い方をご説明していきます
「歌」や「会話のやりとり」、「ゲーム(ビンゴやジェスチャー)」や「英語を使った活動(買い物や道案内など)」を体験しながら言語や文化の理解を深めます。
「英語ではこうやって表現するんだ
」とか、「アメリカではドル、中国では元、韓国ではウォンを使うんだ
」など、
新たな発見を生徒自ら体験することができます。
先生に教わった単語や会話表現は、自分で使ってみないことにはまたすぐに忘れていってしまいますね。
自分と相手の持つ言語や文化の違いを飛び越えて、
「自分の考えを相手にきちんと伝えようとすること」
「相手の考えを理解しようとすること(その姿勢)」
が大切です。
小学校だけでなく、中学校でも高校でも、外国語を学習する目的はここにあります。
「何のために学校で外国語を教わるのか?」その質問の答えの1つには、この「積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけるため」があげられます。
「小学校で外国語活動が必修になったら、うちの子も上手に英語を発音できるようになるはず
」「英語がすらすら書けるようになるはず
」「中学校での英語の成績がぐんとアップするはず
」などなど、保護者の期待は高まるばかりです。
しかし実際には、「慣れ親しむ」ことが小学校外国語活動の方針です。
「なんでそんなに発音が下手なの
」「全然書けないじゃない
」「その文法間違ってるわよ
」などと子供をしかってはなりません。
「発音や文法の間違いを気にすることなく、お友達や先生と楽しくコミュニケーションを図ろうとする姿勢」が大切です。
私たち大人は、「ずいぶん英語に慣れてきたのね
」「英語が話せると、コミュニケーションの幅が広がって楽しいね
」という声をかけてあげられるようにしましょう。
「素地」というのは、何かを行うための基礎であり土台となるもののこと。つまり、「コミュニケーション能力の素地を養う」というのは、小学校の外国語活動を通じて、今まで説明してきた能力の土台を固めていきましょう!ということです。
ここに、小学校でも外国語活動を必修化させる意味があります。
“自分を知ろう” “自分を好きになろう”
“相手を知ろう” “相手を認めよう”
“自分の考えを伝えよう” “相手の考えを理解しよう”
という、人と人とのコミュニケーションに必要な素地を小学5年生、6年生のうちにきちんと身につけておくべきだからです。そしてそれは、この年代であれば、身につきやすいはずのものです。
さて、学習指導要領のメッセージは、みなさんにも届いたでしょうか
これから社会にはばたく子供たちは、今の大人の私たちよりも自分を持ち、自己表現に長けていて、そして相手の個性や意見を尊重できる国際感覚を持った立派な大人となることでしょう

今後、中学校、高校も新しい学習指導要領に切り替わっていきます。
学校教育の目指す方向を正しく理解し、学習指導要領が掲げる子供たちの将来像を頭に描きながら、教員・保護者も一緒になって子育てをしていけるといいですね

