『百人一首』と『英語』の不思議な関係!? [2010年1月8日]
みなさん、こんにちは
いよいよほとんどの学校で冬休みも終わり、授業が始まりましたね
自分のお家の学習机
の整理整頓は済みましたか?
さて、『1月の学校行事と言えば??』いかがでしょう
みなさん、答えは様々だと思いますが…
個人的には!何と言っても『百人一首大会』です
以前のブログでもご紹介した、“小学4年生の頃、国語の授業の時に
勇気を持って発表したことをほめちぎってくれ、私を大きく変えてくれたあの先生
”のもう1つの秘話です
その先生は、百人一首を読むのが非常に上手な先生でした。
私たち生徒は、『先生の読み方、変なの~
』と、
最初は笑いながら聞いていた読み声でしたが、いつの間にやら
“ちょっと昔っぽくてきれいな響きのうた
”として耳に届くようになり、
クラス全員の生徒から、『先生、読んで読んで!
』とリクエストがかかるようになっていました。
朝の会の前(百人一首をしたくて早起きできました
)、
給食の後(百人一首をしたくて早く食べ終わることができました
)、
放課後(百人一首をしたい気持ちが早く帰って遊びたい気持ちを上回りました
)など、
自然とクラス全員の百人一首熱
が高まり、
毎日毎日、何度も何度も、先生の声(うた声)を聞いたものです。
もちろん、私たちのクラスは百人一首大会で圧倒的な勝利
をあげました。
勝因は単純で、上の句を聞くだけで、下の句がわかってしまうほど、
繰り返し先生のうた声を聞いていたからでしょう。
また、“百人一首が大好き
”という気持ちにさせたのは、“耳からの学習
”の成果かと思います。
さらに中学生になって初めて短歌の授業を受けた時、
百人一首を暗記していたおかげで非常に楽しく授業に取り組め、
「枕詞」や「切れ字」、「歴史的仮名遣い」など、少々難しい解説をされても
「なるほど!なるほど!
」の連続で、勉強が楽しくて仕方なかった記憶があります。
ここで、2011年4月より小学校で必修化される外国語(英語)活動に求めたいこと!です
新しい学習指導要領の中で小学生に求められていることとは、
「外国語を使った活動を通じて、コミュニケーション能力の素地を養う」ことです。
初めて会った人と挨拶ができる
外国人であっても日本人であっても相手に興味を持って会話できる
目を合わせてニコッと笑顔で人とふれ合える
こんな能力を養うための外国語活動なのです。
例えば、「英語のうた」、「英語を使ったゲーム」という手段を通じて、
先生やお友達と楽しく交流を図ることができたら、それで充分です。
そしてそこにほんの少し「中学校での英語学習の準備」という観点を挙げるとすると、
“英語って楽しい
”という気持ちを育てることが、とても大切です。
そのためには、百人一首の例からもわかるように、
“書き取り学習”に偏ることは少し危険であって、特に小学校低学年のうちは、
“聞き取り学習
”に徹するべきです。
特に学年が低いほど、耳から音を学ぶ力が高いということを覚えておいてください
小学生の頃に覚えたきれいな英語の発音は深く記憶に残り、
また、コミュニケーションを図るために記憶に刻まれた、
英語表現や英語の歌などは、その後の文法学習や英会話能力に
多大な影響を与えてくれることと思います。
小学校で英語活動を体験したみなさんが中学校に入った時、「英語の勉強って楽しいな
」と思ってくれることを願っています

